ハーレーに限らず、バイクには多くの消耗品が使われています。特に急なツーリングなどで慌てないように、タイヤとバッテリーのメンテナンスは欠かせません。
パーツ交換には、手間と時間がかかってしまいます。しかし、メンテナンスをしておかないと、車検が通らないこともありますし、事故につながりかねません。適切にパーツを交換しておくと、バイクの性能を最大限に引き出せます。
タイヤとバッテリーの交換の目安はどれくらいでしょう。
ハーレーのマニュアルは、2年でバッテリー交換をするように推奨しています。インターネットで検索すると、3・4年は持つという情報もあります。バッテリーの交換時期は、2年から3年が目安だと考えていいでしょう。走行することで充電され、停止していると自然放電されるというのが、バッテリーの特徴です。使用頻度が高いと、充電する状態が維持できているため、バッテリーの寿命が延びます。その逆に、使用頻度が低いと、バッテリーの自然放電が進み、寿命が短くなっていきます。
タイヤ交換の目安は、スリップサインです。タイヤの側面には、三角マークがあります。三角の延長線上に段差があり、これがスリップサインです。タイヤが摩耗し、表面の高さと同じになったら、交換のサインということです。スリップサインが出ていなくても、3年経つとタイヤは硬化していきます。3年から4年でタイヤは交換するといいでしょう。